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さわやか信用金庫

公開日:令和6年(2024)3月28日更新日:令和6年(2024)3月28日

さわやか信用金庫

地域の顧客を自転車で訪問する際、ヘルメットを着用

さわやか信用金庫さわやか信用金庫羽田支店

羽田支店の支店長と営業部門の職員。自転車乗車時のヘルメット着用はすっかり定着

法改正を機にヘルメットを一括調達

東京都と神奈川県に約60店舗を展開する『さわやか信用金庫』。職員のうち約300名は、日々、自転車やバイク等でまちを回り、地元の中小企業や個人顧客を訪問しています。

令和5年4月、道路交通法の改正を機に、同金庫では300個近い自転車乗車用ヘルメットを一括調達し、各支店に配布。職員が業務で自転車を使用する際に必ず着用するよう指示しました。第一には、ヘルメットで職員の命を守るため、さらに、地域の金融機関として法令遵守の姿勢を示そうという使命感もありました。

ヘルメットが定着し、今や「かぶっていないと不安」の声も

「まず、自分が率先してヘルメットをかぶり、お客様を訪問するようにしました」とは、羽田支店を統括する支店長の談。組織のリーダーがしっかりと範を示すことで、新たな取組は部下職員たちにも自然と浸透していきました。

取組が始まって1年弱が経ち、各支店の職員の間でヘルメットの着用がほぼ定着しました。当初、髪型の崩れを心配していた若手職員も、今では「ヘルメットの存在が当たり前になって、かぶっていないと不安」と口にするように。また、初めは本部の号令で始まったルールでしたが、各支店が独自に同金庫ウェブサイトでヘルメット着用をPRするなど、現場の積極的な活動も見られるようになりました。

糀谷支店の活動

糀谷支店では「ヘルメットで身を守ります」とウェブサイトで発信

地域の交通安全意識の向上にも貢献

営業職員が得意先を訪問すると、顧客から「ヘルメットかぶっているんだね」と声をかけられることも。地域のために働く信用金庫職員のヘルメット姿は、地元の人たちにとっても、交通安全を改めて意識するきっかけとなっているようです。

ポイント取組の工夫 

法改正に合わせて一斉に調達した後は、現場の状況に合わせて各支店の裁量でヘルメットを追加購入できるようにしています。支店のニーズに合わせてサイズや色、デザインを選んだ製品とあって、より自発的な着用促進につながっています。

ヘルメット帽子型ヘルメット

各支店の裁量でヘルメットの追加購入も可能。帽子型デザインを選ぶケースも。